遊戯王デュエルモンスターズGX

 全180話を2週間で全部観た。もう俺に観れないアニメなんて存在しない。
 正直観る前は「表側守備表示www」とか「公開情報確認させろよwww」とか思ってたけど、180話というボリュームに感覚がマヒしてるとしても、想像の遥か上を行く面白さだった。バカなオリカばっかり出てくるギャグ回を混ぜながら2年かけて構築した「デュエルは楽しいもの」という概念を3期以降の鬱展開でブチ壊すだけブチ壊して散々悩ませた挙句、最後に王様とデュエルだなんて感慨深すぎて死にそうになる。最終4期のJOINvs藤原戦の、効果で破壊されるはずのクリアー・バイス・ドラゴンはJOINの妄想でしたって展開が、見ようによっちゃ「先の展開を見越し効果の後付をする」っていうチートの究極系だな。散々破滅の光だ正しき闇だってやっておきながら最後に侵略してきたのが闇っていう混乱を招くよな展開なのは、逆にそこに考える余地を作り出すための混乱だったのね。色々思い返してたら今気付いたわ。
 思うことはいっぱいあるんだけど、色々な感情がありすぎてうまく書けんなあ。でもほんとに面白かった、GX。5D'sも余裕で毎週観てるけどこの面白さに追いつけるだろうか・・・こっちはこっちで人間模様とか地縛神とか面白いけど。